†侵愛†~そっと貴方の毒牙にかけて~
  

 ワンピース姿で他に着る物は、なかった。周りを見渡し、ようやく見つかった。

 ベッドにかけてあったカーディガンを慌てて羽織った。


「どうぞ。」


 返すと鍵が開いて若い男が入って来た。


「初めまして。」


「初めまして…」


 鍵を持つ男を見つけた。


「あの…西森さんは?」


「帰ってないみたいだ。さぁ、早くリハビリに入ろう。」


「はい…」


 解らない事だらけで頭が回らないがリハビリを受ける事にした。


「じゃあ、今の状態を見せて。」


  
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