†侵愛†~そっと貴方の毒牙にかけて~
第7話 羽衣の行方
「イヤッ、触らないっ、、で……」
「疼いてるだろう?大丈夫…俺は、上手いぞ。」
「あぁっ!!」
「言ったよな。お前に拒否権は、ない。」
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狂気をはらむ青年の淋しさを垣間見てからかれこれ2週間あまり…部屋を訪れるのは、世話役の滝沢とリハビリ担当の先生のみ。
じらしているのか、それとも仕事が忙しいのか…何故か気にかかる。
部屋は相変わらずだったが窓が出来た。否、窓はあったのだが鉄板が打ちつけられていたのだ。