†侵愛†~そっと貴方の毒牙にかけて~
  

「そんなに嫌がらなくてもいいだろう。」


 男の手が頬に触れる。


「イヤッ!触らないで!」


「久しぶりなのにご挨拶だね。」


「Σえっ?」


 混乱する頭で考えを巡らせるうちに服を手早く脱がされた。


「傷、キレイに治って良かったね。」


 胸の傷があった場所にキスを与える。全身が言葉と行為に凍りついた。


「覚えてるよね…俺の事。」


 口づけを繰り返し片膝を立たせ秘部に触れる。紫乃の身体が反応する。


「あれ…誰かとシてた?」


  
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