桜の木の下で～好きになってはいけない人～

東宮 陽季は、あまり参加しないものの、これでも生徒会に所属している。

役職は聖羅と同じで、副会長を務めているが陽季は、聖羅みたいに忙しくはなく書記も兼任している。書記としては美鈴から話を聞き、資料纏めたりと家で少なからず仕事が出来るからと、美鈴が、兼任を持ち掛けた。

生徒会だよりや、会議に使う資料レジュメなどの字は全て
陽季によるものだ。見た目では、生徒会の仕事をしてない風に見えるが、陰で仕事をこなしている。

いわば【縁の下の力持ち】と、わけだ。