(続)それでも大好きなんです
「風邪引くぞー」
そう言いながら肩を叩かれるけど無視。
すると体が持ち上がった。
「重てー」
赤ちゃんもいるからだよ!
って言いたかったけど我慢。
私は布団の上に降ろされた。
「ごめんな、夏希」
私の頭をなでながら謝ってくる拓哉。
今すぐにでも抱きつきたかった。
すると、
「愛してる」
そう言って口に温かい感触がした。
"愛してる"?
私はビックリして目をあけると、拓哉と目があった。