(続)それでも大好きなんです
「はぁ!?」
「俺、子どもすきなんだー。それにお前の奥さん見たいし」
「やだ」
「いーだろ。行かせてくれたら、あいつどうにかしてやるよ」
「本当か?」
「あぁ!俺は嘘つかないぞ!」
「…わかった」
「よっしゃー!」
あいつをどうにかしてくれるなら。
そう思って俺は承諾した。
夏希に会わせたくない。
光太イケメンだし。
夏希が光太に惚れたら大変だし。
まぁ、一応メールしとくか。
俺は夏希にメールした。
するとすぐに返信がきて、
『了解!じゃあ、お酒とかおつまみとか用意しておくね!』
ってきた。
「気のきく奥さんだね!」
横から光太がメールを見ていた。