(続)それでも大好きなんです
「みるー!」
「ほら、拓哉も行くよ!」
私たちはポップコーンとジュースを買って、アニメの映画を見た。
私の夢の1つが叶った。
"家族みんなで映画を見ること"
昔からの憧れだった。
「楽しかったー」
「うん!」
「じゃあお腹も空いたし、ご飯食べよう!」
私たちはフードコートに行って、自分の食べたいものを買って食べた。
「よし!買い物するぞー!」
「おー!」
私の掛け声に子どもたちが参戦した。
「お前ら、恥ずかしいよ」
「はいはい。ほら、カート押して!」
私はカートにかごを乗せて拓哉に押させた。