(続)それでも大好きなんです
結婚式から6ヶ月がたった。
今、9ヶ月でだいぶお腹も大きくなった。
「ただいまー」
「おかえりー」
私たちは両親を説得して同棲することになった。
拓哉も大学をやめてサラリーマンになった。
拓哉は元々頭がいいため、大手企業に入社することができた。
だからお金のことは心配ない。
「夏希ー、見て!」
拓哉は手に持っていた袋を私に見せた。
「なに?」
「開けてみ」
拓哉から袋を受け取り、開けてみるとピンクの服と青色の服が入っていた。