(続)それでも大好きなんです
「おう」
「早く生まれてこないかなー?」
「俺はまだお腹の中に入っててほしい」
「どうして?」
「だって二人も増えたら、もう夏希とイチャイチャできないじゃん!」
「…はぁ!?バカ拓哉!」
すぐに照れる夏希。
「ほら、もう着くぞ」
そう言うと、すぐに笑顔になって"しゃぶしゃぶー♪"とか言って喜んでる。
本当に機嫌直るのが早い。
「ほら!拓哉早く行くよ!」
「おう!」
こんな幸せがいつまでも続けばいいと思った。