(続)それでも大好きなんです
私たちはしゃぶしゃぶを食べてから家に帰った。
「先、風呂入れよ」
「うん」
私は脱衣所に行って服を脱いだ。
「あー寒い寒い。早く入ろ」
私は重いお腹を支えながら、お風呂に入った。
なんか、前より大きくなってる。
早く生まれてきてほしいな。
お腹が大きいため長くお風呂に入ってられない。
私はすぐに上がった。
「拓哉ー!次いいよ!」
「おう。…待って、その前に髪乾かさないと」
そう言うと拓哉はドライヤーを持ってきて、私の髪を乾かし始めた。