★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
…………ついた。



着いた島原は美鈴の予想以上に華やかで白粉や色んな匂い袋、
お酒の匂いが充満していて新見は平気そうだったが、美鈴はかなりまいっている。



その中で角屋という店に新見に連れられ入っていった。



本当に芸子や舞妓以外、女の人居ないなぁ…ん?じゃあ何で…



そう考えている途中に新見は綺麗な芸子の人となぜか話し合いをしている。



美鈴「新見さん!!私は島原に何で連れてきたんですか?」




島原の空気に慣れない様子でオドオドしながら話しかけた



新見に話していた芸子の位置だと新見に美鈴が隠されていて美鈴が話しかけた時に始めて美鈴の容姿を目にした。




芸子「可愛いぃー!!この子が美鈴ちゃんやな?ウチに任せとき!さらに綺麗にしてやるさかい」



美鈴「ぇ?あ、あの?にいみさ「おう!!夜桜よろしく頼む!!行ってら美鈴!!」



ばしっと背中を押し、夜桜に美鈴を差し出した。




その美鈴を嬉しそうに引っ張りながら客が行く所では無い部屋の方に引きずっていく夜桜…



美鈴は意味がわからず新見に説明を求むように名を呼んだが…



美鈴「ちょっ!?新見さぁぁあぁん」



美鈴の嘆きは誰にも届く事は無かった…
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