★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
ふわふわの黒髪を結って綺麗な簪が挿しており、


美鈴のその艶やかな髪によく似合う淡い水色に桜の花が散りばめている着物をきている。



ぽってりとした唇に紅が塗られており、誰もが一度でいいからあの唇に唇を重ねたいという衝動にかられるだろう…



まぁ…俺はそんな事など思ってはいないが。



俺が美鈴の姿を黙って見ている事に心配になったのか…




美鈴「ぁ…あの?どうですか…?」



と遠慮がちに問う




…着飾ったところでその性格は変わらないんだな




新見「俺の予想した以上に綺麗だよ!今日はそんなお前を独り占めできるからテンションは最高だ」




ニシシと笑う新見





そんな新見に何故か美鈴も笑う




………普通、今の場合だったら照れるとかするだろ…




新見「お前なぁ…」




美鈴「ぃや…横文字を使って話してるのが嬉しくてっ」



本当にちょっと女としてずれてるよな美鈴って…
< 156 / 447 >

この作品をシェア

pagetop