★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
「……なぁ…此処って土方副長の部屋じゃないか…?」
本当に今気が付いたらしい…
声がさっきの陽気な声ではない。これでもかっていうほど震えている…
それを聞いた他の隊士達の声も震えてきた。
きっと顔は青ざめているだろう…
「いつの間に幹部の部屋の方にきてんだよ!!」
「お前がわりぃんだろっ」
「とっ兎に角、此処から離れようぜ!!」
ダダダッという走っている音とともに隊士達は逃げたらしい…
そのとき…
美鈴「ぅ…ん…?」
美鈴がうっすらと目を開けた…
土方「あぁ…美鈴起きたか」
美鈴が体を起こして四人を見たあと首を傾げる。
四人にすんごい殺気を感じるからだ。
でも直ぐに殺気は引っ込み表情を和らげる四人。