★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
道場に近づくとともに喚声が聞こえてくる。




美鈴は総司が道場に行こうと言われたので道場に来た。




美鈴「わぁ」




ついつい声がでてしまう。




道場は熱気と汗臭さが充満しており、普通の女子では嫌がるものの、美鈴にとっては魅力的だった。





美鈴「凄い…此処に比べればうちの剣道部は本気さがかんじられない…」





まじまじと道場で稽古をする隊士達をみる。





美鈴が感嘆に浸っていると…






「おっ総司じゃんどうした?」





「暇潰しにでもしにきたんじゃねぇの?」




明らかに他の隊士とは違う雰囲気の二人が声をかけてきた。





総司「あっ!いました!





美鈴さんこの二人が幹部の永倉君と左之さんです。」




美鈴(この人達が永倉新八と原田左之助…)
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