★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
永倉もそう思ったらしく殴られた頭を擦りながら恨めしげに左之を見る…




左之「何だ?二人とも…」





予想外の二人の反応に動揺が隠しきれないらしい…





無自覚かぁ…





永倉「俺の苦労…分かってくれるか美鈴…」





左之を見て溜め息をついた。





美鈴「はい…苦労しますね。」





美鈴もまた溜め息。





左之「何だよ美鈴まで…」





まぁ…永倉さんが苦労してるってのは分かったけど、それはさておき…




多分この状況からすると屯所の警備をする幹部は永倉さんと原田さんなのだろう…。





でも……





美鈴「今まで一体何していたんです?」





朝から出掛けてすでにもうお昼過ぎだ。





その時間…二人は何をしていたのだろう…
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