★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
芹沢の暴れる行動を誰も止める事が出来なかった。




しかし今、目の前で総司が芹沢の行動を一端止めているのだ。





先程まで生気が無くなった顔をした大和屋のもの達。





周りで騒いでいる民衆達。





芹沢と共に暴れていた者達。




そしてそれを止め様と総司と共に来た隊士達。




皆の視線が二人に注がれる。





総司はそんな事気にもせず言葉を続ける。





総司「もう一度…言います。
早く此処から退いてくれませんか」




総司の挑発的な態度に芹沢がどう対応するのか…



見ている者は全員不安だろう…




その言葉がもし癪に触ってしまったら芹沢はもっと大暴れをする。




だが…




そんな皆の予想は大きく外れた。




芹沢は……





先程より更に……愉快そうに大笑いをしている。
< 304 / 447 >

この作品をシェア

pagetop