★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
芹沢「ふんっ…流石儂が見込んだ者だ…」





芹沢の大笑いしている様子に皆は呆気にとられてる。





ただ………





総司「芹沢さんはそう言うと思ってましたよ…」




総司だけは予想通り…とでも言うように微笑む。




だが長年総司と共に過ごしている試衛館の土方達は知っている……





総司の笑顔が張り付けた物だという事を…





その為、土方達は苦笑いが絶えない。





山南に似たのだろう……裏表がありすぎる…





芹沢「沖田…。本気で芹沢一派に来るつもりはないのか…?」





どうやら芹沢は諦めてないらしい。





こういう大事な場面でちょくちょく勧誘をしている…。




総司「遠慮しておきますよ。
そんな事より…早くこの場から消えて下さい。」




イラついてきたのか口調がどんどん崩れてきた…




芹沢「ハッハッハ残念だ。
もう飽きたとしよう。行くぞお主ら」




そう言って芹沢は満足気に大和屋から去って行った。
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