★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
芹沢「よし…行くぞ。」





芹沢さんの野太くて威圧的な声が響いた。





もう行ってしまうんだ。





悲しくなる。





この気持ちは…





新見さんにやっと会うことが出来たのに…






もうお別れなんだ…






っていう悲しい。…と…






沖田さん達が行ってしまったら…






帰って来た時には…





もう“新撰組“





そう思うと……なんだか寂しい





そういう悲しいが入り交じる。





元気良く……





笑顔で見送る事がどうしても出来なくて…





こんなに……





皆が楽しそうなのにごめんなさい。





そう私は地面に言葉を落とした。





皆…………ごめんなさい。





それと………いってらっしゃい。
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