★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
山崎「…………美鈴……」






丞は、私が答えないのが心配で………






いや、






もしかしたら不思議がっているんじゃないかな……。






ゴメンね……







嘘と見破られるとわかってても………







いずれは、






本当の事を言わなければならないとわかっていても…………






美鈴「愛次郎が心配だったから……追いかけたんだよ……?」






私は嘘をつく。






ごめん。






ごめんね丞。






今はまだ………






本当の事は言えない。






まだ…………





夢を見ていたいんだ。
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