★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
丞が…………





何も問い詰めなかった。





ビックリして………





丞を見た。






だけど ………





丞の瞳は私を見ているのに………






丞の瞳には私は映っていなかった。






丞は………







やっぱり嘘だと見抜いたんだね…






丞はそれからまだ隊務があるからと言って……






部屋を出ていった。







丞の綺麗に整頓してある部屋で一人きり。







不思議と周りを見渡す…






他の人より生活感がなくて……





すっきり…と言うよりガラーンとしてる。






監察は…………






自分がいる証拠みたいなのをつくってはいけない。






だからこの部屋も………





丞と分かるような物は何一つないんだな。
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