★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
総司が堪えられず美鈴に声を掛けようとしたが、その言葉を遮って土方が声をあげた。





土方の「美鈴!!こっちにこい!お前のことを報告するつもりだ…」




美鈴「はいっわかりました。」




土方は隊士達に声を掛ける。




土方「おめぇら!!コイツが今日から俺の小姓として住み込む事になった白羽美鈴だ…」




美鈴「よろしくお願いいたします。」



総司が呆気にとられてる間にどんどん話が進んでいく。



総司の頭の中には土方の言った言葉が回っていた。



美鈴…美鈴…美鈴…そして追い込むように永倉が言う。




永倉が「聞いたか!?土方さん、美鈴ちゃんのこと昨日はお前とか呼んでたのに、今日は美鈴、だってよ!!昨日の夜なにかあったんだろうなぁー」



ニヤリと口角を上げ、楽しそうに笑う永倉…その背後には黒いオーラをだした総司がいた…

総司「覚悟してくださいね。永倉さん…」


永倉「ギャアァァァァァ」


そのあと、永倉の姿が暫く行方不明になった。
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