★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
山崎が背中を美鈴に見せるようにして屈んだ



美鈴「??」



山崎「背負ってやるから乗り!」



美鈴に急かすように言う山崎。



美鈴「でも…」




美鈴は躊躇しようとしたが、また急かされると思い、仕方なく乗った。




美鈴「大丈夫ですか?丞…重かったら
言ってくださいね!」




美鈴が山崎の背中で声を発するたび、山崎の耳に美鈴の吐息が掛かり、山崎は顔が真っ赤になった。




山崎「とにかく、重くないから大人しくしろ!!黙っとけよ!!あと…呼び捨てやのに敬語って変な感じるするからタメ口でな!」




ニカッと笑う山崎…そんな山崎を見て



美鈴(丞…みんな何で私にこんなに優しいんだろう…ありがたすぎて涙がでちゃいそうだよ…)



ありがとうと山崎の背中にそっと呟いた。
< 50 / 447 >

この作品をシェア

pagetop