★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
ある日
本当に些細な出来事だった。
でもそんな事が感情を抑えられなくなるようなスイッチになる…
美鈴と亮は美鈴の家の前で立ち話をしていた。
本当にお互いの事を思っているのが誰でも分かる。
そんな二人を見つめる兄という存在があったのにも気づかず…
二人を見る。その途端、何かの糸が切れたように次々と今まで溜め込んでいた苛立ちや嫉妬が溢れだした。
美鈴は心を開かないでいい。
僕だけにしか心を開かなくていい。
という思いが次々と溢れて、兄の身体を乗っ取った。
兄はキッチンにあった包丁で美鈴を襲おうとした…
美鈴の兄の様子がどこか変だと思い、戻ってきた亮がその光景を目撃する。
亮は必死に美鈴を守ろうと愛する人を守ろうと兄と美鈴の間に割り込み庇う…
…亮は美鈴の代わりに斬られたのだ。
美鈴「ぇ…ぃや…亮…亮ぉ…いゃあぁぁぁぁぁ!!」
その場には物音も聞こえずただただ美鈴の泣き叫ぶ声だけが響いていた…
本当に些細な出来事だった。
でもそんな事が感情を抑えられなくなるようなスイッチになる…
美鈴と亮は美鈴の家の前で立ち話をしていた。
本当にお互いの事を思っているのが誰でも分かる。
そんな二人を見つめる兄という存在があったのにも気づかず…
二人を見る。その途端、何かの糸が切れたように次々と今まで溜め込んでいた苛立ちや嫉妬が溢れだした。
美鈴は心を開かないでいい。
僕だけにしか心を開かなくていい。
という思いが次々と溢れて、兄の身体を乗っ取った。
兄はキッチンにあった包丁で美鈴を襲おうとした…
美鈴の兄の様子がどこか変だと思い、戻ってきた亮がその光景を目撃する。
亮は必死に美鈴を守ろうと愛する人を守ろうと兄と美鈴の間に割り込み庇う…
…亮は美鈴の代わりに斬られたのだ。
美鈴「ぇ…ぃや…亮…亮ぉ…いゃあぁぁぁぁぁ!!」
その場には物音も聞こえずただただ美鈴の泣き叫ぶ声だけが響いていた…