★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
選ばれた三人は美鈴がそんな風に思っているのも知らず、




(俺たちだったら勝てると思って選んだんだ…)



と思い、女子だからと容赦はしないと思っていた。




美鈴の予想どおりだ。



斉藤「良い選択だ。左之、審判を頼む」




左之を審判として美鈴vs隊士三人の試合が始まった。




「やぁぁぁ!!」



と三人いっぺんに美鈴にかかる。




美鈴は左手に竹刀を持ったまま構えもしないそして目を閉じた。




美鈴の胴に一人の男、肩に一人の男、首に最後の一人の男が斬りかかる。




左之「おぃ!?首を狙ってんぞ!?」




美鈴は防具を一つもつけていない。




首に当たれば大事になりかねない。
< 64 / 447 >

この作品をシェア

pagetop