夢が咲く場所
数日が立ち私は学校に行けなくなった。
友哉たちにイジメられて正直私は私自身の夢に自身がなくなってきた。
いつだって前向きにやらないと絶対に女優なすんてなれっこない。
でも、引きこもってしまった自分にどうしても素直になれなかった。

ある日突然私の家にある人が来た。
「奈夢、お友達が来てるわよ。」
一体誰だろうって思いながら階段を降りていった。
私は親友の美恵子だと思って降りた。
「はーーい。」
玄関に立っていたのは美恵子じゃなかった。
えっ、、。
そこに居たのは私をいじめていた友哉だった。
私は一気に怒りが沸いて怒鳴った。
「帰って!うちに来ないで!!」
そう言って友哉を追い返した。しかし、友哉は私に大きな声で、
「俺が悪かった。」と言った。
私は追い返そうとしている友哉に手を握られながら
友哉は何かを言っているのが聴こえたが、耳にしなかった。
「お前のノート見たよ全部。」
この言葉で私は我にかえった。
「お前のノート全部みたよ。俺もさ、一時期目指してたよ役者。でも、叶うわけないって親からも批判されて、そんな夢を持ってるお前のこと見て羨ましかったんだ。」
私は友哉の真剣な顔を見ていると、急に涙目になった。
「だからさ、俺にも協力させてくれよ。お前の女優になる夢が叶うまで。」
私はいじめられてた友哉に優しく言ってもらって嬉しかった。
涙を堪えていた目には、抑えきれない量の涙が溜まっていた気持ちと共に流れ出た。
友哉はそんな私が泣き止むまでずっと頭を撫でてくれた。
そうして私は友哉と共に、夢を叶えるために前を向き出したんです。
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