夢が咲く場所
「えっ、、あっ、、あは、あはは、あははは。」
私は友哉の顔を見ながら冷汗をかきながら笑った。
「何してんの?」
友哉は引き気味に言っていた。
「ちょっと、ね。自分の世界はいってましたぁー。」
私はすごく恥ずかしかった。でもなんとなくキスの相手が友哉ならなって思っていた。
私は友哉が来てから一言も喋らなくなった。


.............
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時間だけが過ぎている。
「お前がヒロイン。」
「えっ?」
友哉が突然言い出した。私は曖昧な返事しかできなかった。
「お前がヒロイン、俺がヒロインの友達役。即興で演技しようや。」
私は嬉しくてニヤニヤが止まらない。
「うん。」
早速私たちはシナリオを考える。
私の頭にはキスシーンが強くある。
そう考えると勝手に顔がにやけてきた。
そんな私を見て友哉は、
「何にやけてんだよ、」と笑っていた。
私は恥ずかしいよりも今は凄い幸せな気持ちでいた。
「じゃあさ、、。」
私は友哉にキスシーンを要望した。
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