御劔 光の風2
「彼女が言うには、ラファルはここで番をしているんだそうだ。侵入者を見逃さないようにここにいるらしい。」
「で?その彼女って誰なんだよ?」
サルスの言葉に忘れていた疑問を思い出して貴未が口にする。
「御劔の瑛琳という女性だ。彼女は水の神らしい。」
名前を聞いた瞬間、三人はカルサの部屋で話した内容を思い出していた。
ナルの許に現れた女性、彼女こそがそうではないのか。
「なあ。せやったら千羅っちゅう人も一緒やったんと違うんか?」
瑛琳と共に現れた千羅、紅は記憶の中の人物を出して確かめようとした。
紅の口から出た名前に驚きながらもサルスは頷く。
「ああ。彼は地の神らしい。」
やはり思ったとおり、彼らは侵入者ではなくカルサの仲間だったのだ。
予想が的中し紅は貴未と聖の顔を見て視線で訴えた。
二人も頷き互いに顔を見合わせる。
「少し前に瑛琳が現れて、ここに連れてきてくれた。ここで…来たる時までカルサを守っていてほしいと。」
「で?その彼女って誰なんだよ?」
サルスの言葉に忘れていた疑問を思い出して貴未が口にする。
「御劔の瑛琳という女性だ。彼女は水の神らしい。」
名前を聞いた瞬間、三人はカルサの部屋で話した内容を思い出していた。
ナルの許に現れた女性、彼女こそがそうではないのか。
「なあ。せやったら千羅っちゅう人も一緒やったんと違うんか?」
瑛琳と共に現れた千羅、紅は記憶の中の人物を出して確かめようとした。
紅の口から出た名前に驚きながらもサルスは頷く。
「ああ。彼は地の神らしい。」
やはり思ったとおり、彼らは侵入者ではなくカルサの仲間だったのだ。
予想が的中し紅は貴未と聖の顔を見て視線で訴えた。
二人も頷き互いに顔を見合わせる。
「少し前に瑛琳が現れて、ここに連れてきてくれた。ここで…来たる時までカルサを守っていてほしいと。」