天神学園高等部の奇怪な面々32
玉入れのルールなんてちっともわかっていない。

そもそもまともに玉入れに参加できていなかった二人。

しかしフェイレイ達は、天神学園に温かく受け入れられたような気がしていた。

競技が終わり、仲間達のもとへと戻っていくフェイレイ達。

その途中。

「フェイ」

リディルはフェイレイの手を握る。

「いい所だね、天神学園」

「…ああ」

< 139 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop