天神学園高等部の奇怪な面々32
勇者と竜宮城と聞き、リミッターが外れたらしい。

物凄い勢いでまくし立てる遊里。

てか空気扱いでエンリィ踏まれっぱなしなんですけど。

「ええいっ!黙るですよハイテンションメガマックス!」

乙の足を押し退け、エンリィが立ち上がる。

「僕はド○クエの話より体育祭の話がしたいのですよっ、そんな僕を蔑ろにしようというのならば…」

ユラリと動くエンリィの右手。

「今までの僕と同じだと思ったら大間違いですよ?鬼畜丸眼鏡に与えられた中級レベルの力を、今ここでお前らに見せ付けて…」

言いかけたその時。

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