天神学園高等部の奇怪な面々32
「ち、ちょっと、フェイっ…」

フェイレイの隣、リディルが頬を染めて彼の制服の袖を引っ張る。

「そんな紹介の仕方やめてよ…」

「何で?本当の事じゃない」

「でっ、でもっ…嫁だなんて…せめて姫君とか…」

「「「姫君ぃいぃいぃっ?」」」

よく調教されたクラスメイトだ。

「すごいねー、ツッコミどころ盛り沢山だねぇ」

巨躯の魚の化身、魚男子がへにゃへにゃ笑う。

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