私と彼が嘘をつく理由

「はーい…え…琴葉…?」

ビックリした様子の忍に
おもいっきり抱きつく。

「ちょ!?なんで!?」

これは夢!?とか言っている
忍に一発でこピンを食らわす。

「いって…」

「いい逃げなんてずるい。」

「ごめん…」

「まだ私のこと好き?」

「もちろん。ずっと、琴葉のこと考えてた。」

「よかった。」

「え?」

状況がいまいち飲み込めていない
ばかな忍にチュッと一回
キスをして、教えてやった。


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