私と彼が嘘をつく理由

教室に戻ると変な空気が流れた。

でも、みゆうがいるから
全然気にならない。

いつも通り二人で昼食をとる。

そして、くだらない会話で
けらけらと笑う。

こうしていると、

皆、忍狙いの表面だけの
友達だっただけの話。

それはもう慣れているじゃん。

そう思えた。


< 31 / 134 >

この作品をシェア

pagetop