〔続〕禁断レンアイ

「うわ――・・・デカイホテル・・・」

「くす。そんなに珍しい?」
今日泊まるホテルを見上げて呆然してる私に猶斗はさっさと歩いて私の前を通り過ぎる。



「珍しいよ!!」

「そうか?とにかく中入るか」
そう言い片手を差し出す彼の手の上に静かに自分の手を重ねた。






ホテルの中すっっごく綺麗なの。
これは景品とは思えない。
  

へ!?何の景品か?あぁそうか言ってなかった・・・。

これはクラス対抗マッチの景品なの2泊3日の2人旅。なんか優勝した人が猶斗の親友でこの日の何日か前にフラレたんだって・・・。可哀想に。




で猶斗は返すって言ってたんだけど。なんか『娑夜の事大切にしたい』って///
でもその言葉だけで嬉かったから・・・。





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