ヤサオトコ




 ピピピピイー。


 ピイピピピーーー。



 下痢特有の音が下から聞こえてくる。



 (臭っさ~)


 思わず、小倉は手で鼻を押さえた。



 (ウオ~、たまらんな)


 (本当に下痢だったのか)


 (それにしても臭いな)


 小倉が下に下りようとした。


 ジャー。


 ジジャーー。


 その時、栗崎が排泄物を水で流した。
 何と、栗崎は立ち上がって、得体のわからない物を持ち上げた。






 
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