覚悟しな生徒会諸君!!!


さっき無視をしたのに、また声を
かけたら普通は怒るだろう。



相手がランなら確実に怒られる。



けど、椿咲哉は気にしてないように
自己紹介をしてきた。


そして、何故か俺たちのことを生徒会
だと知っていた。



それに少し驚く。



理由は、単純だった


勘。と、楓チャンが居るから。


らしい。



…楓チャン…フッ…


あの楓がそう呼ぶことを許したのか…

少し驚きだな。

他のメンバーも驚いているらしい




俺たちが驚いている間にランが突然
椿咲哉に抱きついた



なッ…


ランは抱きついた上に椿咲哉のことを
気に入ったと言った



ついには遊ぼうとか言いやがった



…俺たちを差し置いてあれか??

他のメンバーが止めに入る。




すると、椿咲哉はランの誘いを
テキトーな理由をつけて断った



ランもしぶしぶ手を離した



少しホッとする俺たち。



椿咲哉は部屋に入ろうとする



「おい、待て」


「なんですか~??」



急に声をかけた俺に驚くメンバー。



一つ聞きたいことがあった



「お前はなんだ?」




なんで、ランの名前を知っていたのか…

俺たちを生徒会だと一瞬でわかったのか…




「え?俺は椿咲哉だけど??」




この雰囲気のなか

…プリン食べる?みたいなテンションで
答えやがった…


呆れてなにも言えない。


やっぱり、ただのバカだった。


呆れた目を向けても気にせずに
そのまま部屋に入ってしまった。



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