覚悟しな生徒会諸君!!!
ニコニコニコニコ…
期待した目で見続ける
この空気に耐えかねたのか、
「あぁ、構わないよ。」
「やった!楓チャン♪これから
よろしくね~?」
「よろしく。咲哉君?」
「アハッ、どうぞご自由に呼んで?」
「ははっ、じゃあ咲チャンで」
ピシッ…
俺の表情が固まるのがわかる。
おいおい、嘘だろ…?咲チャン?
楓チャンで遊びすぎたか~、
まあ、これは俺が悪い。
固まった俺の顔をニコニコと見続ける
楓チャン。さっきと逆だろ。
今度から遊ぶ相手には気をつけよう
ゆっくりと明るい笑顔に戻していく
「え~?楓チャンに呼ばれるなんて
感激だな~♪どうぞ呼んで~?」
少し意外そうな顔をしたあと、
「あぁ、よろしく咲チャン」
いつもの微笑で言ってくれた。
さよなら、咲哉。よろしく咲チャン。