覚悟しな生徒会諸君!!!
…そんな唖然とした顔しなくても…
「先生~、早く~♪授業終わっちゃう
よ??♪」
すると、先生はハッとし、おれを見て
その後ルリに目を向けた
ルリは後ろにいるから顔は見えないが
きっと苦い顔をしているのだろう
しばらくすると、扉が開き
思いっきり扉を閉めた音が聞こえた。
…出て行ったのか。
ちょっとやりすぎ?いや、
おれは悪くないだろ。だって…
「授業出なきゃ単位取れないじゃん…」
…キーンコーンカーンコーン
おれの呟きはたぶん聞こえなかった
だろう。
波乱の一時間目が終わった。
鐘がなると、生徒会はぞろぞろと
教室から出ていく…
かと、思いきや
「おい、お前のせいで吐きそうだ。
しかも俺は少食じゃない。普通だよ。
全部食べてやったんだからありがたく
思ってよ?」
ヨリが話しかけてきた。
ヨリが話しかけたのを見て
生徒会とランは目を丸くしている
てゆーか、ラン、ルリのこと
追いかけてやれよ。
何気に可哀想だな。
あと、会長も俺様だけどヨリもなかなか
俺様だな。
いや、ツンデレ…?
「えッ!?全部食べたの~??w
そりゃあ吐きそうだろうねwゴメン×2☆
今度からはちゃんと作るから~♪」
ま、こんな返事でいいだろう。
もう作らなくていい的なこと言われて
終わりだろ。
「は!?お前確信犯か!?全部食べた
俺がバカみたいじゃん!
…今度はちゃんと作れよ?」
おれが甘かったです。
で、ここでKYが現れるわけだよ。
「え!?あれって咲夜くんが作ったの!?
なんで言ってくれなかったの??
私にも作って!咲夜くん!」
…さっきの暗いテンションはどうした?
ヨリに詰め寄りながらも俺にキラキラ
した目を向けてくるラン