覚悟しな生徒会諸君!!!
他の扉よりも明らかにデカイ…
…生徒会室。
「ハハッ♪なんでこんな大っきいの??w」
指を差してゲラゲラ笑う
それを引くような目で見る生徒会
変な光景だな。
すると扉を開けて、ゾロゾロ
入って行く。
さっき鐘は鳴って、授業は始まって
いるだろう。
…おれの単位が…。
それを諦めて生徒会室に入る。
生徒会室は広く、仕事をする場所と
くつろぐ場所で分けられていた。
仕事をする机には書類やらなんやら
大量に積まれている。
…どんだけ仕事溜めてるんだよ?
はぁぁあぁ~…
生徒会がくつろぐ場所のソファに
座っているのでおれも座ろうとすると
「てめぇは立っとけ」
おい、俺様にもほどがあるよ?
けど、ニコニコ。
「アハッ、俺立っとく系??w了解~♪」
…あとで、殴ろうか。
全生徒のまえで殴ろう。これ決定。
ニコニコ笑っているおれを睨むように
見つめてくる生徒会。
ただ、ヨリは少し心配そうな複雑な顔を
している。
不穏な空気のなか、会長が口を開いた。