覚悟しな生徒会諸君!!!





「…ランに近づくな。」




なんか、想像通りで笑えてしまう




「え~、近づくなって言われてもな~??
…一緒のクラスだし??俺からはたぶん
近づかないよ~♪」



本当にそうとしか答えられない。
おれからはランに近づいてないわけだし。



そう言うと、
会長や他の役員たちも睨んできた。



すると、会長はあることを思いついた
ような顔になり



「わかった。じゃあ、てめぇには
思う存分ランと一緒に居てもらう。」



は?



予想外の会長の一言に全員が目を
見開く。


いや、俺はニコニコだけど。



すると、会長はニヤリと笑い、




「…その代わり、お前が生徒会の仕事
すべて引き受けろ。生徒会の雑用も
全部だ。」



…おいおいおいおい!


ちょっ…流石に


「え~??俺にあれをやれっていうの~??
出来るわけないじゃんw」




あの大量の書類を指さして言う。



本当にダメだろ。



「は?なんか言ったか?

ちなみに断った場合は退学だ。」



ニヤリと笑った顔をまじで
殴りたい。いま殴りたい。




いやいや、落ち着けおれ。
いや、落ち着けないけど落ち着け。



退学になったら学園を救えない。

まぁ、退学にはならないと思うけど、
理事長さんに心配をかけてしまう。




てゆーか、思ったけど
仕事がスムーズにいったら問題解決
じゃない?


他にも問題はあるけど、おれが仕事を
すれば学園は機能し始めるとおもうし





…なんつーか、結果オーライ的な?



ま、疲れるのはおれだけど…






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