覚悟しな生徒会諸君!!!



まぁ、救うって約束したのはおれだし。



ここは承諾しようかな?



生徒会には後々手伝ってもらえば
いいだろ


会長は後から殴ればいいだろ



「OKー☆了解しましたー♪」



そう言って敬礼して見せると、



生徒会のみんなは唖然とした顔で
おれを見た。



会長も少し面白くなさそうだ



…おれに退学してほしかったのか?



だとしても、おれは退学するつもりは
ないけどね



「わかった。じゃあ、今日からお前は
生徒会の下僕でいいってことだな?



よろしく下僕。」




…下僕…?は?こいつ何様ですか?
……俺様だよ。



「了解しました☆ご主人様??w」


そう言うと、会長はまた面白くない顔
をした。ついでに舌打ちも。





うん。プライドは捨てよう。


まず、このキャラでプライドなんて
持ってても邪魔にしかならないし



会長は面白くない顔のまま
言いはじめた



「お前は生徒会の下僕になったんだから


今日から俺たちの呼びたしには必ず
応じてもらう。


もちろん生徒会の仕事も全部お前が
やれ。


わかったな?」




…ヒドイだろ。もはや、いじめだろ。

なんでおれこんなことやってるんだろ?




あぁ、ランと関わったからか…

あいつは厄介事しか運ばないらしい。




「わかったら早く出ていけ。邪魔だ。」




…誰かこいつなんとかして。




その後、恒例の別れの挨拶をして
生徒会室を出た。



顔面には笑顔を張り付け

内心、会長殴りたいと思いながら。




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