覚悟しな生徒会諸君!!!


落ち着きを少し取り戻した俺は
椿咲哉の乗った車に乗った




「名前は~?」


急に質問されたので少し驚く


名前を名乗ったら強そうな名前だと
いわれた始めていわれたそんな言葉に
少し微笑が崩れ

驚いた表情を見せてしまった





すると、椿咲哉はとんでもないことを
言った


楓チャンと呼んでいい?と聞いて
きたのだ



楓なんて、最初から女みたいな名前を
さらに女らしくするのか…?



すぐに断ろうと、視線を椿咲哉に
向けたら



あの綺麗に整った顔でニコニコニコニコ

期待に満ち溢れた目で見てくる



…なんなんだ一体…


気がついたときにはすでに了承
していた。




椿咲哉に乗せられて少し悔しかったので

咲チャンと呼んでいいか聞いてみた。



すると、椿咲哉は固まった。

いいのか、悪いのか、わからない
その表情は微妙だ…


でも、固まったってことは嫌なんじゃ
ないだろうか?




しばらくすると、
椿咲哉は固まった顔をくずして
ゆっくりと笑顔になった



意外なことに咲チャンと呼ぶことに
了承した咲チャンの顔は相変わらず
笑顔だったが、



どこか諦めたような表情を
浮かべていた。







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