覚悟しな生徒会諸君!!!
少し男の子のプライドが邪魔を
しまして。
「おい、」
今度からカッコつけたりしないです。
本当に申し訳ありませんでした。
「おい、下僕。」
だから、さっきから謝ってる…
…え?下僕?
自分の意識のなかから覚醒して
生徒会のメンバーを見てみると
…全員がおれを見ていた。
ちなみに顔が青い少年女たちも
おれを見ている。
「アハッ、俺に言ってた~??♪
ゴメン☆気づかなかった~w」
「は?誰にそんな口聞いてるんだよ?
ボコるぞ下僕が。」
…ボコるとか会長が使う言葉じゃ
ないだろ…。
まぁ、いちおう謝ろう。
「ゴメ~ん☆」
テキトーに。
俺のテキトーな言葉に諦めたのか、
会長は呆れた顔をして
「で、なんでお前もいるんだ?」
予想できる質問をしてきた。
「俺が屋上にきたら~、
もうこうなってたんだよ~♪
俺は知らな~い☆」
「…しっかり喋れねぇのか下僕。」
…会長の口の悪さもどうにかならない?
「あはは~♪無理!w」
「・・・。」
おい、無言はヤメて
俺がイタい人みたいじゃん。
実際、イタいけどさ。
そんなことおれが一番知ってるけどさ。
「はぁ…、おいてめぇら、」
話の方向性を変えたらしい会長。
それはそれで悲しいよね。
それと、ため息憑かれたよね?
「はっ、はい!」
顔が真っ青な少女たち。
そのうち倒れるんじゃないのか?
自業自得といったらそれまで
だけどさ、
「一発殴られるか、退学。
どっちがいい?」
…は?