覚悟しな生徒会諸君!!!
そんな不謹慎なことを言いながらも
倒れた少年をベットに運ぶ少女たち。
…いままでに何回くらい
倒れたのだろうか?
倒れるたびに介抱をしているのか?
だとしたらスゴイな。
そう思い感心していると
「…本当に親衛隊はいらないん
ですか?」
少女Aがおれに質問をした
「うん♪要らないよ~☆w
だから諦めちゃって??w」
おれの言葉に諦めたのか、
残念そうな顔をする少女たち。
…そんなに残念なのか。
まぁ、親衛隊は本当にいらないの
だから仕方がない。
だけど、少女Bがなにか思いついたような
顔になった。
「あっ、じゃあ椿先輩のことを
毎日見ててもいいですか?」
…毎日見てる…?
血の気が引いていくのがわかる。
…コワッ!毎日とか怖ッ!
「いやいや!毎日は怖いよ!w
てゆーか、俺なんか見てて楽しい??w」
いちおう、笑いながら言ってるけど
怖い。全力で拒否したい。
「え~?楽しいですよ?
こんな綺麗な人を見てテンション上がら
ない人なんて居ないと思いますけど~」
いやいや、それなら
おれじゃなくて…
「生徒会の人の方が断然
見てて楽しいでしょ??♪だって俺より
綺麗じゃんw」
そう言うと嫌そうな顔をする少女たち。
あ、そういえば
生徒会の話は禁句だったな…
言ったあとに後悔するおれ。