覚悟しな生徒会諸君!!!



さすがにこれは効いただろうと思った


けど、
椿咲哉は殴られて一瞬顔を歪ませたが
すぐにもとのヘラヘラに戻った


そこまで痛くなかったのだろうか?






その後、椿咲哉は美しい笑顔を向けて
屋上から去っていった。



生徒会のメンバーは固まっていたが

いつもはヘラヘラ笑っている椿咲哉が
あんな風に美しく笑ったことに驚いた
のだろう。






それから少し微妙な空気が流れたが




ランに制裁を加えようとした少女達は
生徒会の親衛隊を抜けて一件落着した。



…もとはと言えば
親衛隊の制裁からはじまったのに、
椿咲哉が殴られておわりか…


とばっちりだな。







その後、いつものように生徒会室で
話をしていつものようにランの部屋に
行った




部屋に行っても椿咲哉はいなかったので
瑠璃は機嫌が良かったが、ランは少し
不機嫌そうだった。






そして9時くらいになったときに
気がついた。




…ネックレスがない。



いつも大切に首にかけてあるネックレス
がないのだ。


そのネックレスは母国にいる
母から貰った大切なお守りだ。



生徒会に行くまではあった…
ってことは生徒会室で落としたのか…?




そう思い、急いで生徒会室に向かった。







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