everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
………………

その場の空気が凍る

先に口を開いたのは輪廻であった

輪廻「あの……失礼ですが性別は?」

その言葉を聞いた響が
輪廻に近寄り
頭をポンポンと二回軽く叩き

ゴツン!!!

輪廻「はぅ!!!!!」


響はおもいっきり輪廻の頭目掛けげんこつをし
輪廻の目線に顔を合わせ言った

響「女だよ?僕の何処が男に見えるのかなぁ?」

響は笑顔ながら殺気が溢れでている

輪廻は今にも泣きそうに涙を浮かべながら言った

輪廻「すみません……」


増田は苦笑しながら響に言った

増田「まぁまぁ先生
改めて自己紹介よろしくお願いします」

と響は「ウム」と言うと
みんなの前に立った

響「改めて自己紹介する
南風 響だ
性別は女
性別はお・ん・なだ
担当教科は国語

嫌いな物は自分の胸だ
嫌いな言葉は男が付く言葉全てだ
何か質問は?」

刹那が手をあげる

響「なんだ?」

刹那「嫌いな物が胸って意味がわかりません」

響「簡単だ
【邪魔】だからだ」

その言葉に刹那、輪廻が反応しユラリユラリとゆっくり近づく

輪廻「邪魔……と?」

刹那「人の気持ちを知らないでよくも言えたものだな……」


輪廻、刹那「お前の血は何色だぁぁぁ!!!!!!」

輪廻と刹那が竹刀を持ち響に襲いかかる
< 163 / 273 >

この作品をシェア

pagetop