everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
ドン!!!

ナベの背中に急に響が抱きついた

響「なんで………なんでだよ!!!
また僕を……

なんでだよぉ……
なんで僕は……【私は】……お前みたいな奴好きになっちまったんだよ!!!

最初は私はお前なんかに好意を抱いてなんかなかったのに……くそぉ……」

響の声が震えている

ナベ「泣いてんのかよ……」

響「ちげぇよバカ!!!」
ナベが振り返り
響の顔を見る

目からは涙が流れていた

ナベ「泣くなよ」

苦笑しながらナベが言う

響「だからアクビだ!」

涙を拭い言った


ナベ「なぁ響…」

響「なんだよ」

ナベ「ずっと俺の隣にいて欲しい……」

……………

響「………で?」

と響が首を傾けナベを見る

ナベ「…………で?って
お前疎いな〜」

響「そう言うのわかるわけないだろ!!!
昔みたいにストレートに言えよバ〜カ」

ナベ「だからもう一度……」



廊下の角からキキッ!!!とリザが現れた

リザ「ナベさん発見!!!って先生も……なんで?」
ナベ「アハハ……」

苦笑しながらリザを見る

ナベ(……よし決めたコイツ成績下げてやる)

心の中でナベの怒りの炎が激しく燃えた



響「んで、さっき何て言いたかったんだ?」

響が歩きながらナベに聞く
ナベ「いや……いつか言うよ」

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