everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
増田は古ぼけた部屋の中で目が覚めた

増田「ん?あれ?俺……何してたんだっけ?」

古ぼけた服
古ぼけたズボン
そして右手に何故か古ぼけた雑巾


ガチャ


そこに誰か入ってきた

金髪のツインテール
増田とは大違いの白いドレスを羽織った【リザ】だ

増田(リザ!?)

増田「あ……リザ【姉さま】」

増田(なんで今姉さまって言ったんだ俺!!!)

リザは「はぁ〜」とため息を一つすると言った

リザ「勇太……またあなた掃除をサボっていたのね!?」

増田「え?掃除?」

増田(掃除してたんだ……俺…)

何故か納得してしまった


そこにある男(?)が部屋に入って来た



【敢】だ……


敢は何故か赤いドレスを着ていた

敢「勇太!!!またあなた掃除をサボったのね!?」
何故か敢は女口調だ


増田「違うんです【お兄様】」

その言葉に敢は力強く反応した

敢「ブルァァァァ!!!だぁれぇがぁ
【お兄様】だぁ?
私はぁ【女】だぁとぉ
言っているだろぉ?
次間違えればぁ
ムチ打ちだぁ!!!」


増田(ムチ打ちって………いつの時代だよ……)

増田「はい………お姉様……」


敢「まったく………掃除を再開しなさい」

リザ「次サボっていたら【また】縛って吊るして天日干しよ!!!」

増田(……またって……一度されたのかよ………俺……)

そう言うと敢とリザは部屋を後にした



………………

ベチャ!!!!!!


増田は何故か腹立ったので水に着けた雑巾を絞らずに床に叩きつけた
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