everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
A塔B塔の中庭


仙次「ハァハァ……一体なんなんだよ……」

後ろを見ると誰もいない
振り切ったか
そう思った瞬間

前から声がした

前を見ると五人の人がいた
四人は何かの筒を持って
もう一人は紅白の棒で仙次を指し言った

指揮官「目標を確認!!!
ロケット花火点火!!!」

「ロケット花火点火!!!」

皆が復唱すると
筒からバヒュン!!!
と音がして
仙次の方にロケット花火が
四発飛んできた

仙次「危な!!!」

仙次は右肩を傾け走りながら避け花火部に向けて突進する


指揮官「なんだと!!?ちっ!
ロケット花火再準備!!」
生徒「あの〜」

一年生が挙手をして指揮官に向け言った

生徒「ロケット花火無くなりました」

指揮官「は!?
弾薬少な!!!」


その言葉を聞いて仙次はニヤリとしながら
右手に持つ竹刀で……

バシ!バシ!バシ!バシ!バシ!!!



生徒会室

生徒会ではいつもと違った暗さで
モニタの明かりだけで

輪廻、大地、沙弥、東條、増田が座りながら休んでいた

大地「花火部ポジション通過されたぞ」

大地がパソコンを見ながら言った


輪廻「仙次が来るのは絶対ここ
それまでに仙次を捕まえて話させないと……」

輪廻がいつもとは大違いの悪面で言った

沙弥(悪役面……)
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