everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
増田「桜…?」

桜は頬を赤くし
必死に涙をこらえながら
増田を見た

増田「………」

増田は頬を手でおおやり
桜に唇を近づかせ
キスをして
すぐ唇を離した

桜「………」

増田「……なにやってんだ……俺……」

増田は1人混乱していた

増田(今のなんだ…
今のは俺の本当の意思?
違う
俺は……
くそ!!わからない
俺は桜が好きなのか?
俺が引きずっていたのは翠じゃなくて……桜なのか?)


桜「ば、馬鹿じゃないの!!?
こ、こんな公共の場で何やってるのよ!!」

増田「す、スマン」

桜「謝るくらいなら!!
謝るくらいなら……もう一度しなさいよね」

増田「え?」

桜は無言で目をつぶり
ただ待つ

増田は桜の頬を手でおおやり

ムギュッ!!

桜「!!?」


増田は桜の両頬をつねった

増田「さっきの(ブランコ)仕返しだ」

桜「あへはふふぁほぉふほぉふほ(あれは不可抗力よ)」

増田「知るか!」

桜「あんふぁひふほふへひほふひふははひはぁははぁふひ!?(あんた犬のくせにご主人様に逆らう気!?)」

増田「今は首輪してないもんな〜」

桜「ほんほははひふー!!(こんの馬鹿犬ー!!)」
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