everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
リザ「敢、だらしないですよ?あの程度の回転で意識が飛ぶなんて」

敢「…………」

敢には既にツッコム力も残ってはいなかった

時刻2時

リザ「そろそろお昼にしますか」

敢「!!!!」

敢は嫌な予感がした

近くのベンチに座ると急にリザのテンションが下がった

リザ「敢、謝らなければなりません」

敢「?、なんで?」

リザ「今日のお弁当はいつもより少ないんです…」

敢(よっしゃ!!!!)


リザが取り出したのは
計15段の重箱であった

敢(いつもと二段しか変わってないじゃないか……)
渋々
敢は重箱を開け
食べ始めた

リザはその隣でやはり通常の弁当を食べている



リザ「あ……敢、食べさせてあげますよ」

敢「いいよそんな事」

リザ「いいから遠慮せずに」


リザはウィンナーを掴み
敢の口へ運ぶ

敢は渋々口を開け食べた

リザ「美味しいですか?」
敢「あ、あぁ」

リザ「敢にそう言ってもらえると嬉しいです」
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